内視鏡下椎間板摘出術

MED

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経が圧迫されて症状がでる疾患に対しての手術方法として、MED(内視鏡下椎間板摘出術)があります。

これまでの手術法

大きな切開を加えてから脊椎から筋肉を剥離し、神経に対する圧迫を取り除くため、患者さんの苦痛が大きく、術後安静期間が必要となり、社会復帰に長期間を要する。

MED(内視鏡下椎間板摘出術)とは

腰椎の周囲の筋肉1.6mmの管をいれ、筋肉を剥がすことなく、神経を確認しヘルニアを摘出するため、術後の疼痛がほとんどなく、麻酔からさめたらコルセットを装着し歩くことができる。

MED(内視鏡下椎間板摘出術)の適応

椎間板ヘルニア

  • 尿失禁などの膀胱直腸障害や筋肉の力の低下がどんどん進む場合。
  • 激しい痛みの為に著しく社会生活が制限される場合。
  • 一時的に改善した疼痛やしびれが何度も繰り返す場合
  • 膀胱直腸障害や筋力低下、著しい知覚障害がある場合。

腰部脊柱管狭窄症

  • 薬や理学療法、神経ブロックなどの保存療法で効果がなく、日常生活動作や仕事に著しく障害を来たす場合。
  • 進行性に両臀部、下肢、陰部までしびれや痛みが波及し、筋力の低下などを認める場合。
  • 膀胱直腸障害(排尿開始遅延、残尿、尿失禁、尿閉)、間欠性の勃起を認める場合

 

詳しくは当院医師にご相談下さい。